俵萌子 Moeko Tawara
title:「untitled24-2」
year:2024
material:キャンバスに油彩 Oil on canvas
saize:158mmx227mm
なにかを写して描いた絵ではない抽象画であるはずなのに、画面上部と下部の色面からどこか風景画のように感じます。横位置であることと小さいサイズであることの良さを活かし、思い切って風景的な見せかたに寄って描いたそうです。「ダヴィンチの絵の背景のような既視感とうっすらと透過してくる光が、見るひとの目を誘ってくれれば良いなと思って描きました」と俵さんはいいます。モナリザの背景にはこんな景色がひろがっていたのかと、想像しながら見るのも楽しい作品です。
※掲載写真は作品現物を複写したものです。
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【俵萌子 Moeko Tawara】
1978年静岡県生まれ。2001年大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース卒業。2009年第22回ホルベインスカラシップ奨学生。主な個展に2025〜2006年「 俵萌子展 」(Oギャラリーeyes、大阪)、2013年「プレイルーム」(GALLERY HASHIMOTO、東京)、2012年「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう vol.2俵萌子」(ギャラリーαM、東京)など多数。主なグループ展に2013年「損保ジャパン美術賞展 FACE 2013」(損保ジャパン東郷青児美術館、東京)、2010年「トーキョーワンダーウォール公募2010」(東京都現代美術館、東京)、2008年「VOCA展2008 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京)、2005年「シェル美術賞展2005」(代官山ヒルサイドフォーラム、東京)。受賞に2005年シェル美術賞展2005(尾崎信一郎審査員賞)。パブリックコレクションに昭和シェル石油株式会社。
俵さんは一貫して「光」をテーマに絵画の制作を続けてきました。「世の中にある厳しさや理不尽や残酷さからは目を背けることはできませんが、その中にもわずかでも光が射していることに気付いて、希望を手放さないでほしい」。ただの形式的な光の表現ではなく、俵さんの光には祈りが込められています。そしてその力に作家自身も身を委ねるように描いているのです。
★もうすこし俵さんにについて知りたいというかたはこちらをご覧ください。
https://bitogallery.stores.jp/news/68a7311251afd1dfec96364c
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