杉内あやの Ayano Sugiuchi
title:「てんとち、11のからだ」”Up and Down : Forms of ‘11”
year:2024
material:グリーンオニキス Green onyx
size:24.5×2.9×4.5cm、150g
長細い形状のかたまり…よくみると二本の紐状のものがからみあって伸ばされています。両手を重ねて伸びをしている人物のようにも見えてきます。タイトルは「てんとち、11のからだ」。ここではないどこかへ繋がっていく道、もしくは差し出された綱なのかもしれません。抽象と具象のせめぎあいからうまれたかたちが杉内さんの作品の魅力のひとつなのです。薄いオリーブグリーンと黄土色の混ざった素材の石はグリーンオニキス。オニキスはギリシア語の「爪(Onyxis)」に由来し、縞模様が特徴です。硬度が高く、耐久性に優れているため、古くから装飾品や護符として用いられてきました。
※掲載写真は作品現物を複写したものです。
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【杉内あやの Ayano Sugiuchi】
1987年東京生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院彫刻コース修了。主な個展に2024年「かさなり鳴る」second2(東京)、2023年「Throat」ART TRACE Gallery(東京)、2021 年「見知らぬ結び目」ART TRACE Gallery(東京)、など多数。主なグループ展に2025年「<石の彫刻>展」ギャラリーKINGYO(東京)、2023年「<石の彫刻>展vol.3」ギャラリーせいほう(東京)、2020年「<石の彫刻>展」入谷画廊(東京)、2016〜19、21年「助手展 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学(東京)など多数。パーマネントコレクションに2014年 藤垈の滝 大窪いやしの杜公園(山梨)。受賞歴に2011年武蔵野美術大学 清水多嘉示賞、2013年武蔵野美術大学優秀賞など。
杉内さんは学生時代に石と出会った以降、ずっと石彫を続けてます。「私は自分の作品が“通り道”のようなものであったらいいと思っている。不意に現れる、何かほかの世界を予感させるけれど、それ自体は空っぽな場所。」窓のように開かれた、軽やかな塊である物質。矛盾しているけれどそれが杉内さんの作品の在り方なのだと思います。
HP:https://www.ayanosugiuchi.com
Instagram:https://www.instagram.com/ayanosugiuchi/
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