俵萌子 Moeko Tawara
title:「scene7:10」
year:2019
material:キャンバスに油彩 Oil on canvas
saize:273mmx273mm
全体的に暗い画面のなかにちいさな小屋のようなものが見えます。コロナ禍の始まりの時期に描かれ、描きながら「対岸の火事」という言葉が浮かんでいたそうです。静寂と共に自分へ警笛を鳴らすような力のある画面が気に入っている、と俵さん。意図して描かれたわけではない家のかたちは「触れられそうで触れられない距離にある、誰かの日常に対して一歩踏み出すことへの不安」を現しているような気がしたとのこと。あらかじめ決めずに描き始める俵さんならではの気づきのある作品です。
※掲載写真は作品現物を複写したものです。
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【俵萌子 Moeko Tawara】
1978年静岡県生まれ。2001年大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース卒業。2009年第22回ホルベインスカラシップ奨学生。主な個展に2025〜2006年「 俵萌子展 」(Oギャラリーeyes、大阪)、2013年「プレイルーム」(GALLERY HASHIMOTO、東京)、2012年「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう vol.2俵萌子」(ギャラリーαM、東京)など多数。主なグループ展に2013年「損保ジャパン美術賞展 FACE 2013」(損保ジャパン東郷青児美術館、東京)、2010年「トーキョーワンダーウォール公募2010」(東京都現代美術館、東京)、2008年「VOCA展2008 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京)、2005年「シェル美術賞展2005」(代官山ヒルサイドフォーラム、東京)。受賞に2005年シェル美術賞展2005(尾崎信一郎審査員賞)。パブリックコレクションに昭和シェル石油株式会社。
俵さんは一貫して「光」をテーマに絵画の制作を続けてきました。「世の中にある厳しさや理不尽や残酷さからは目を背けることはできませんが、その中にもわずかでも光が射していることに気付いて、希望を手放さないでほしい」。ただの形式的な光の表現ではなく、俵さんの光には祈りが込められています。そしてその力に作家自身も身を委ねるように描いているのです。
★もうすこし俵さんにについて知りたいというかたはこちらをご覧ください。
https://bitogallery.stores.jp/news/68a7311251afd1dfec96364c
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